ずっと他県から通ってくださっているお母様。
股関節変形、膝人工関節、背骨側湾などあり、歩くと足の長さの違いもあり、腰も膝も痛く、来られ始めた頃は鬱々とした表情でお疲れの様子でした。
また、毎日朝方に頭痛があり、お薬も飲んでおられました。
しかしご主人様のご協力もあり、週に1~2回鍼灸と整体にしっかりと通ってくださって、今ではすっかり明るくなられて頭痛は割と早期の段階から全く出なくなりました。
老人ホームも通い始めの頃は、すごくお疲れの様子だったのですが、最近では通うのが楽しい楽しいとおっしゃって、コーラスをしたり、今年に入ってからは器具を使っての運動も自分からお願いして始められたそうです。
お母様の口癖が「ラッキー!」なんですが、側から見ると色々ご不便を抱えての生活で大変だろうなと思ったりするのですが、「先生に出会えてラッキー!」「こんな施設に通えてラッキー!」「家族に恵まれてラッキー!」私の方が聞いているだけで元気になりますし、
本当、捉え方って大事だなとつくづく思います。
先日久々にお背中の写真を撮るとすっかり湾曲が綺麗になっていて後ろ姿も若々しくなり、ご本人もびっくりされておられました。
側湾は度合いによってはひどい肩こりや、自律神経の不調、不眠や頭痛の症状が出ることもあるので、生活の質をグッと落としてしまう場合もあります。
鍼灸や整体はそれらの症状に対してアプローチできる手段ですので、しんどい思いをされている方はぜひお試しになっていただくと良いと思います。